Tanganjika Cichliden

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チェッカーボードシクリッド

Dicrossus filamentosus

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ある熱帯魚雑誌の懸賞で、今はなくなってしまったある熱帯魚店の生体5千円分プレゼント券が当たり、それで5匹入手。繁殖のコツはソイル系の底床を使うことだと思います。pHは4−5が良いようです。ミクロソリウム、エキノドルス、ミズオオバコなどの葉っぱに産卵します。累代が思うように行かず、写真は初代・二代目間の親子交配で生まれた魚です。

ペルヴィカクロミス・タエニアータス "キーンケ"

Pelvicachromis taeniatus "kienke"

ペルヴィカクロミス・タエニアータス Pelvicachromis taeniatus

90年代後半、熱帯魚店の閉店が相次いだ時期、ある店の閉店セールで成魚のペアを半額で購入。それでも結構な値段でした。繁殖は容易で、素焼きのシェルター内に産卵し、オス・メスが交代で稚魚の群れを護ります。稚魚の摂食により水槽内の(柔らかい)コケ(藻)がほぼ消滅しました。飼育水のpHにより仔魚の性比に偏りが出ると言われますが、うちでもメスが多い場合とオスが多い場合を経験しており、pHは確かに異なっていました。一回で30−50匹の幼魚が得られます。繁殖魚は熱帯魚店に引き取って頂きました。お客さんの多い大型店で本種にしては安い価格設定だったにも拘わらず、一向に売れていかなくて悲しい思いをしました。値段の高い魚を増やせば良いと言うわけではないのです。老化してくると産まれた卵が孵らなくなってきます。卵が死ぬとオスが怒り狂ったようにメスを追い払うため最終的には別水槽で飼育。写真は5年以上飼育したオスで、かなり老化が見られます。

ディミディオクロミス・コンプレシケプス

Dimidiochromis compressiceps

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東南アジアブリードの幼魚数匹を購入。すぐに成長しましたが全てオス。ブリードものは性比が偏るのでしょうか。胴体がベタ青に発色する個体(ヒレには赤が出る)と青の上に赤い小スポットが出る個体がありましたが、これは何によるのでしょうか。顔の形にも個体差があり、あまり長くならないものもありました。成長の速いものは体高が出過ぎる気もします。闘争が激しくなり隔離して飼育。セパレーターを外すと睨み合いから、旋回し合い、取っ組み合いと漫画のような決闘を始めてしまいます。完全発色したものから順に熱帯魚店に引き取って貰いました。値段の話をしてはいけませんが、高値ですぐに売れて行ったので大切にされたと思います。